秋の定番 平林寺散策   (普通部OB 船津於菟彦)

金曜日の小春日和に誘われて武蔵野の香り残る「平林寺紅葉狩り」に行って参りました!平日にもかかわらず熟年少年少女集団が沢山紅葉狩りに来ていました。燃えるような陽に照らされた紅葉はそれはそれは美しい物でした。
平林寺については別途また書いて見たい思っておりますが、松永安左エ門さん縁の茶室・墓地などあり、慶應義塾志木高校の前身・慶應義塾農業高校は松永さんの寄付で作られた物で、普通部のころ未だ農高で、記憶にありませんが芋掘りか何かに行ったことを思いしました。武蔵野の香りが残る素晴らしい良い処でした。野火止用水が境内を通っています。

(平井)船津さん、素晴らしいお写真、いつも唸っています。美しいですね、日本の秋は。

(小泉)  プロの平林寺の紅葉の写真には、色彩、構図の素晴らしさに唸らされましたので、素人の紅葉の写真もお見せします。場所は近所の梅の名所大倉山公園、11月24日(木)です。

(安田)船津さんの写真はいつも構図と色彩のバランスが素晴らしい。保屋野さんに同感です。最初の写真の構図は、日本の床の間のような構図に見えます。床の間では棚も畳もスペースの区切り方に特徴があり、そのスペース分割はそれだけで美そのものとなり得ます。最初の写真には、茅葺屋根、格子扉の門、粋な黒塀、紅葉それぞれが他を引き立てるように相互にバランスが取れています。Less is more とでも言える単純かつ静寂でありながら無限の神秘させ感じさせてくれます。

(船津)小生は大先輩から、フィルム時代でしたので、プロじゃ無いからやたらシャッター押すな!四隅を必ず観て、余計な物が入っていないか。とか逆光と順光を考えよとか、うるさく言われ、写真とは何かと言う事は難しいですね。
構図は第一でしょうね。自分が予想したシーンが無ければシャッター押さない。したがって今回の平林寺もあの程度しか沢山は撮っていません。
どうしてもあれやこれやを入れてしまうと写真としてまとまりが無くなるので、余計な物は入れないこと、何を撮りたいのかを考えてシャッターを押す!又、カメラの特性を最大限活かすようにする。とかを心がけていますがブラバチですね。まぁアマでこれでめし喰うわけでもないのでまぁ良いかぁという感じです。

(編集子)ふーん。