KWV 印の ジン て知ってた ?

40年来通っている床屋へ散髪に行った帰り、ほぼ3か月ぶりに旧居にいたころ通っていたバーへ顔を出した。2時間半、ほかに来客なし。ギョーカイの大変な苦境ぶりを実感。定番のジントニックなんか作ってもらってるうちに、カウンターに KWV のマークがあざやかなジンがあるのに気が付いた。南アフリカのブドウでつくった逸品だそうだ。隣に並んでいたビーフイータと比べてみて(写真ではわからないが、その瓶自体が革のベルトが巻いてあったり、大層なつくりでいかにも高価)これと比べて高いの?と聞いたら、ママいわく、”そりゃあ、もう” と。すでに自分で決めている定量は飲んでいたが、ままよとこれで作ってもらった。
酒の味を語るような資格は自分にはないが、ビーフイータやらボンベイやらスミルノフなどというなじみとは全く違った味だったことは確か。うまく表現できないが、なにかとても硬い、口の中になにかが突っ張った、というような感じ。酒の通の方のお話を聞いてみたい。
KWVというのは醸造元の名前かと思っていたが、南アフリカの言ってみれば農協みたいな団体だそうだ。国分商店、とママが言っているように、35年の森田さんが同社に勤務中KWVという販売元を発見して輸入され、それ以来、KWVのワインのほうはワンダー仲間ではよく知られるようになっている。”そりゃあもう” がいくらだったか、単価は聞き忘れたが、そんじょそこらの酒店にはないことは確か、というところで引き揚げた。帰路、足もふらつかず、電車でも眠くならず、快調。KWVにこだわってるうちに肝心の名前を忘れてしまったのでママにメール。返信を添付。
写真を添付しました。
クラックスランド 国分グループ本社株式会社が輸入元です。