月いちメンバー 家に籠る (22)   (43 中川芳子)

巣ごもり中の皆様、お元気でしょうか。

あっという間にお昼になっています。間抜けなもので…料理は好きで、いろいろ挑戦しています。カルボナーラにカボチャと法蓮草(生)ベーコンとか。毎日ほぼ3食作っていますが、昨日は買ってきた穴子丼にきゅーりと海苔を散らした手抜き料理。

それでも好評でした。

  足るを知る暮らしを今に壺すみれ  望子

色々考えていることを書き留めてみました。題してダブルピンチをチャンスに。

コロナウィルス外出自粛生活により二酸化炭素の排出量が減り地球の温暖化が遅くなっています。地球温暖化防止にチャンス到来。

それ以前は、水力発電ですべてをまかなっていた我国。水力発電には ダム・ため池・揚力・水車 があり、それぞれの利点、不利点があります。水力発電というと前時代的(重力発電・引力電は?(笑)

私達の身近な所に山が見えます。そこで揚力発電が出来ます。水を高い所に揚げ、水の落ちる力でタービン発電機で発電。その電気の一部で再度水を揚げる・持続可能な発電方法。夜間に揚げておく事も。

身近な山は、度々土石流災害を起こして生活や身近な命を奪います。広島の土石流災害が目に浮かびますが、毎年どこかで大雨被害がおこります。

揚力発電と同時に山の手入れが必要になり、治水対策がそのまま豊かな森を作り、豊かな海を作ります。自然の循環に少し手を貸して電力を頂戴できます。

このピンチをチャンスと捉えられるかを問われているように感じます。

(編集子注:以前本稿でもご紹介したことがあるが、日本山岳会の主唱で 高尾山の会 というボランティアグループがあり、まさに本稿で述べられていることに黙々と貢献している。KWVでは36年の鮫島浩吉郎君がアクティブメンバーとして活躍中)