山岳四団体からの要望    (39 三嶋睦夫)

ご存じかと思いますが、山岳4団体からの情報を ご参考までに添付します。
私はウオーキングの中で 近所にある60段の階段を週1回 10回往復していますが、階段はきついです。
コロナ騒動の前から 今年は水芭蕉が最盛期の尾瀬にもう一度行きたいと思っていましたが、尾瀬の小屋は6月末まですべて閉鎖です。日帰りも自粛の要請で 止める事にしましたが、そろそろ緑が深まる野山を歩きたいですね。
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令和2年5月25 日

 政府の緊急事態宣言全面解除を受けて 山岳スポーツ愛好者の皆様へ

本日(令和2年5月25 日)、政府は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の 全面解除を発表しました。国民、そして山岳スポーツ愛好者にとっては待ちに待った宣言 解除です。

山岳スポーツ自粛をお願いしてまいりました山岳四団体として、自粛要請の  重要性をご理解いただき、ご協力くださいました皆様に厚く御礼申し上げます。 

自粛解除後の山岳スポーツ再開にむけて基本的なガイドライン(指針)を下記に示しました。より詳細なガイドラインにつきましては自治体、所属の山岳団体、山岳会等のガイ ドラインを参考にしてください。

ガイドライン遵守は、山岳救助関係者、医療関係者、 山域圏内の住民、そして山岳スポーツ仲間への相互感染を防ぎ、予想される第二次感染症 拡大防止に貢献します。 全面解除を受けてもコロナウイルス感染の危機は常に存在します。 引き続き皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 記 

 「自粛」要請解除後の登山・スポーツクライミング活動ガイドライン

 1.近距離(100km圏内程度)でできるだけ都道府県を跨がない日帰り登山から始めましょう。

 2 体調不良(平熱を超える発熱、悪寒、倦怠感、息苦しさ、咳等)での登山は止めましょう。入山後にコロナ感染発症すると命に関わり、救助隊、収容先地元医療機関に 多大の迷惑を及ぼします。

 3. 登山は、少人数で行いましょう。(パーティーは、当面5名以内で。)

 4. 自粛期間中、季節や地震による山容の変化、登山道の荒廃など思わぬ危険が潜んでいます。  十分な登山ルートの下調べと地図、コンパスの持参、登山届けは必ず提出し、家族にも残しましょう。

5. 登山中でもマスクを着用しましょう。マスク着用時は、熱中症及び脱水には十分  留意し、こまめに水分摂取を心がけましょう。

6. 登山、クライミングジムでのソーシャルディスタンスを守りましょう。 一般的には2メートル前後ですが、登山中の場合は、さらに距離が必要と言われて います。

 7. 登山山域内での買い物や、下山後の呑み会等も地元住民への感染防止の観点から  控えてください。 食材、飲料、緊急食などは出発前に揃えておきましょう。

 8. 自粛中に衰えた筋力、体幹を鍛えましょう

  今回の世界的新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延により、社会構造、経済が大きく 変化し、それに対応する新しい生活様式の確立が必要になりました。登山もスポーツクラ イミングも新しい視点からの活動指針が必要です。   山岳四団体でも皆様方のご協力を得ながら、安心で安全な山岳スポーツの再興を目指し 努力してまいります。

   自粛期間中の皆様のご協力に重ねて厚く御礼申し上げます。 ありがとうございました。

 

 (山岳四団体)

公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会

日本勤労者山岳連盟 公益社団法人 日本山岳会 公益社団法人 日本山岳ガイド協会

米国デモ騒動の現状  (HPOB 五十嵐恵美)

現在シリコンバレー在住の五十嵐恵美くんにお願いして、現状のリポートを送ってもらった。少し長いが以下に紹介する。1年間小生が住んでいた、のんびりしたレッドウッドシティすら暴動に巻き込まれていると知り、かつてのよきカリフォルニア、を今でも大切に思っているひとりとして暗澹たる思いである。

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Background 

5月26日のメモリアル・デイ(戦没将兵追悼記念日)に米国中西部ミネソタ州ミネアポリス市で黒人の男性、ジョージ フロイド(46歳)は偽造の20ドル札を使った理由で逮捕され、手錠をかけられて、白人の警察官、デレック ショーバン(44歳)の膝の下で約8分間地面に首を抑えられ死亡した.傍観者の携帯のビデオにその全容が撮られ、ソーシャルメディアを通して全米に配布され、ショーバン巡査はその後解雇、金曜5月29日に第三級殺人罪(Third Degree Murder)及び業務上過失致死罪(Second Degree Manslaughter)の容疑で逮捕された.

ジョージ フロイドの死の直後、東海岸から西海岸に渡る全米約150におよぶ都市で「警察官の黒人に対する差別、残虐行為」に抗議し「警察改革」を求める合法で平和的な抗議デモに加え、各地で過激な暴動、略奪がはじまった.ミネアポリス、ニューヨーク、ワシントンDC、ヒューストン、ロスアンゼルス、等を含む都市では収拾がつかず夜間外出禁止令が発令され、National Guards (国家警備隊)が出動したにもかかわらず、ミネアポリスでは暴動の治まる見通しはない.

 

保守的なWall Street Journalの社説

6月1日付のWall Street Journalの社説に、

“The violence that broke out in American cities this weekend goes far beyond justified anger at the killing of George Floyd on Monday. The rioters are looting shops and attacking police with impunity, and they threaten a larger breakdown of public order. Protecting the innocent and restoring order is the first duty of government.”

(今週末にアメリカの都市で発生した暴力は、月曜日のジョージ フロイド殺害に対する怒りを正当化できる限度を遥かに超え、暴徒は店舗を略奪し、刑事免責で警察を攻撃し、公共秩序のより大きな崩壊を脅かしている.罪のない住民、地域の秩序を回復させることが今、政府の第一の義務である.)

ニューヨークでの略奪

 

アトランタでの略奪

 

ミネアポリスでの対立

“The same goes for liberal media and intellectuals, who are in general portraying the riots as an understandable response to social injustice. Most of them live far from the burning neighborhoods as they denounce police. They ignore that there is no chance of addressing social injustice without underlying civil order. The main victims of a summer of chaos in America will be the poor and minority neighborhoods going up in flames.”

(同じことが、一般的に、暴動を社会的不正に対しての理解できる対応と考えている、リベラルなメディアや知識人にも当てはまる.彼らのほとんどは、暴動の起こっている都市のスラムから遠く離れた安全な郊外に住んでいるので、警察を簡単に非難できるのだ.   彼らは、根本的な民事秩序なしには、社会的不正に対処できない、という基本的な現実を完全に無視している.アメリカのこの夏の混乱の主な犠牲者は、貧困層とマイノリティが住んでいる炎上している都市なのだ.)と、偽善的に映るアメリカの知識層をも皮肉っている. 

シリコンバレーの巨人たち

Amazon、Google、Netflix、Uber、Twitterはデモ、暴動の続いている週末明け6月1日に、人種による不平等に抗議し、場合によっては、人種の平等を求めるグループに資金を投入するという声明を発表した.AT&T、IBMも同じようなサポートを表明.

ミネソタの略奪者の射殺を促したと解釈されたトランプ大統領のTwitterへのツイート(”when the looting starts, the shooting starts”)に対して、Facebook CEOのマーク ザッカーバーグは、トランプ大統領との会話の中で,ソーシャルメディアへの投稿について率直に懸念は表明したが「Facebookはユーザーがオンラインで発言するすべてのことが真実であるかどうかを決める仲裁の役割を果たしてはならないと信じている.また、一般的に、民間企業は、特にこれらのプラットフォーム企業は、仲裁の役割を果たすべきではないと信じている」と語ったと述べた.これは(トランプ大統領のツイートの内容の信頼性を判断し公表すべきだと公言している)ライバル会社のTwitterとFacebookを区別するスタンスである.

この背景としては、しばらく前からアメリカ議会の両党(共和党、民主党)をまきこんで議論されている、Facebookをどうするかの問題の新しい展開として、Section 230 of the Communications Decency Act(通信責任制限法第230条)を修正すべきという論調が目立つようになってきたことがある.トランプ大統領が最近大統領令を出した結果、立法されてから24年になる、Section 230 of the Communications Decency Actが改定される可能性はある.

シリコンバレー近隣でのデモンストレーション

黒人、マイノリティの住民が多い、シリコンバレー近隣のサンフランシスコ、オークランド、サンノゼ市ではすでにデモ隊と警察の衝突、車の炎上、店舗破壊、略奪、等が起こっており、サンノゼ、サンフランシスコ、サンタクララ、フリーモント、ウオールナットクリーク、ヘイワード市では無期限で夜間外出禁止令が発令されている.オークランドでの週末の抗議デモには約15000人が参加したと報道され、イーストベイ(サンフランシスコ湾の東湾)のサンリアンドロのカーディーラーは日曜5月31日の夜の略奪で、新車50台がショールーム及び駐車場より盗まれたと報告した.  ショールーム内にある車のキー ボックスをこじ開けて行われた、計画的な犯罪とみられている.  個人の車への破壊行為はベイエリア全体に及び窓ガラスが夜中に割られていたケースは多数報告されている.またサンフランシスコでは銃砲店、合法薬物を扱う店舗も(これらも恐らく)計画的に略奪されたと報告されている.抗議デモ参加7人のうち1人は市外の住民で、バックパックに爆発物、刃物等を入れ所持しており、その多くが計画的に破壊、略奪を目的に参加している常連であると懸念されている.

パロアルト周辺

パロアルト市周辺では日中は比較的平和的な抗議デモが続き、夜間にサンタクララ、サンノゼ、レッドウッドシティー等の市で略奪が発覚している.COVID-19の影響で、失業率、ビジネスの倒産は急増、サンフランシスコの三分の一のレストランは復帰できないと予想されている中、失業中で、時間のあり余った、貧困層のデモ参加者も多いはずだ.


週末の放火、略奪、ターゲット雑貨店、オークランド市
週末、デモ隊と警察官の対立、サンフランシスコ市役所前
「黒人の命も、他の命と同様に大事なのだ」、サンフランシスコ市役所前

イーストパロアルト警察は5月31日、イーストパロアルト市でのデモ隊の激しい抗議の最中に待機、その後デモ隊はパロアルト市にあるザッカーバーグの自宅へ向かう。

デモ隊に備えるアップル ストアー
パロアルト市ダウンタウン、ユニバーシティ アベニュー
バーガーパーク、メンロパーク市(膝をつく姿勢は暴力のない平和的なプロテストを意味する)

今後

今回の抗議デモは、米国で起こった1967年の、警察の残虐行為と人種的不正に対する大都市での抗議デモ隊が、警察と国家警備隊と大衝突した、暴力の「長い暑い夏」とよく比較される.翌夏1968年も同様の抗議行動が続き、今回と同様にその年には極端に二極化し激しく争われた大統領選挙が行われた.現在のアメリカの不安は、若者や少数民族が「人種の不平等」と「政府との関係」の両方に不満を表明し続けた、20世紀に起きた数々の暴動と多くの点で似ているといわれる.

トランプ大統領は、現在まで、社会主義とコロナウイルスに起因する大統領選挙運動の制限について多くツイートし、公言してきた. 6月1日、ホワイトハウスのローズガーデンで演説したトランプ大統領は、抗議者を「凶悪犯」、「犯罪者」、「略奪者」と呼び、「厳しい刑事罰と刑務所での長い刑」を公約した.トランプ大統領の言葉「暴力的な暴徒」(黒人とイミグラント)は共和党の支持者である一部の白人有権者を鼓舞するシンボルとして役立ってきた.キャンペーンが今後、増々人種差別化されると予想されている.


抗議者たちは、6月1日にオレゴン高速道路とパロアルト市ユニバーシティ アベニューの間の車線を遮断して、ハイウェイ101を行進

民主党がこの身近な罠の餌食になり、人種的正義の名の下に暴動を擁護した場合、ジョージ フロイドの殺害をめぐる怒りの抗議デモ隊は、政治化され、何の結果も見ずに終焉する可能性は多大にある.民主党活動家のひとつの希望は非暴力のままで、残虐行為と人種的不正に対する抗議活動を気長に行っていくときに初めて、アメリカの警察改革と人種的不平等に切実に必要な進歩を遂げることができるのではないかと思う.

パロアルト市役所の前で膝をつくプロテスター

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(中司返信)文中にも書きましたが、ユニバーシティアベニューもさることながら、レッドウッドシティも騒動の渦中にあったとのこと、まさに胸が痛みます。デモに参加する人たちには応援したいですが、こういう時必ず起きる略奪行為、それが自分で自分の首を絞めていることを無視してまだ当たり前のように起こす、このあたりがやはり日本との民度の差なんだとつくづく思います。

(五十嵐追記). Giさんは レッドウッドシティに住んでおられたのですね. 昨夜は、外出禁止令が出ていましたが、日中、ダウンダウンで2000人位の”平和的”な集会があったようです.ニュース クリップがありますのでおくります.

(中司追記)上記クリップを見てみた。現場の中継なのでリポートは半分くらいしか理解できなかったのが悔しいが、緊迫した場面の動画は一件に値する)

自粛下のトレーニング   (34 船曳孝彦)

皆さん、徐々に復活されているでしょうか。今日、私は所用にて車で八王寺往復してきましたが、緊急事態解除後で、一般道の車は多いのですが、高速道は空いています。

コロナの第2波はいずれ来るだろうと思います。冬なのか秋なのか夏なのか、あるいは今月中にやってくるのか、誰にも分かりません。それまでは自分が罹らないように十分な注意をして、節度ある、コロナに負けない生活をしてください。

東京新聞、日経新聞に階段昇降で富士山登山という記事がありました。私も階段トレーニングしておりますので、この3,4,5月を振り返ってみました。3月はまだヨーロッパスキーの疲れも残っていたうえに、自粛ムードが高まっていませんでので、私自身名古屋を含め外出する日も多かったのですが、4、5月は、ゴルフ場か、ウォーキングか、階段トレーニングかのいずれかで身体を使い、それ以外は4月に練習場に入った1日だけ(5月は0)でした。

4月は25日、5月は22日、自宅内の階段を黙々と、基準は1回500段(時に300~700段)昇降しました。『傘寿の奥穂高』を目指した時に始めた(その時は9~10 Kgのザックを背負って)のですが、1回ごとにチップを動かして分からなくならないようにし、1階から3階まで33段、3往復で100段(トレーニング外で昇降することもあるので99を分かりやすく100回として)上り下りしました。その時は考えていなかったのですが、1段20cmですので、100段で20mとなります。合計しますと、4月は13,200段、 5月は 11,500段で、2か月間で25,700段、高さに直しますと、なんと4,940m ということになります。富士山の標高をはるかに超えています。上高地から奥穂高頂上まで凡そ1,700m弱としますと、33月の3回復3,900段、780mを加えますと、3往復以上の登山をしたことになります。積み重ねの大きさを改めて感じます。

なお、ゴルフ場での歩き、街中のウォーキングの合計は、3か月で 196,500 歩、歩幅を60cmと計算すると、107.5Km歩いた計算となります。意外にまだ静岡県まで行っておりません。

梅雨時となってしまいましたが、これからはもっと自然に触れる時間を増やそうと考えております。84歳となりますと、残された時間は大きくはないので、一生懸命外遊びをしようと思う次第です。

Why does Japan have so few cases of COVID 19 ? (HPOB 菅井康二)

4/28に発表されたイェール大学の岩崎明子教授(免疫学)の「なぜ日本のCOVID-19の症例はこんなに少ないのか?」という論文をご紹介します。

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1.日本の文化は本質的に社会的距離を隔てるのに適しており、マスクの使用はウイルスの蔓延を防ぐ

2.毒性の強いSARS-CoV-2が蔓延する前に、日本人は穏やかなバージョンのSARS-CoV-2に曝されて免疫を獲得している人がいる(但し明確な証拠はない)

3.日本人は、ウイルスが細胞に侵入するレセプターであるACE2の感受性が低い可能性がある。

4.日本人は、SARS-CoV-2に対する免疫耐性を与える明確なHLA(ヒト白血球型抗原、免疫応答の中心的役割を担っている)を持ってる。

5.BCGの接種がCOVID-19に対する防御の役割を果たしている?

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2.は既に免疫を獲得していた人がいたという説ですが、これをバックアップするような仮説が京都大学大学院医学研究科の上久保靖彦特定教授と、吉備国際大学(岡山県)の高橋淳教授らの研究グループが発表されています。新型コロナウイルスと言われているSARS-CoV-2にはS型、K型、G型という3種類の変異があり、この順番で発生したとしており、

1.S型:無症候性も多い弱毒ウイルス
2.K型: 無症候性〜軽症
3.G型:武漢発で現在のパンデミックを起こしているウイルス

日本を含めた東アジア、中国では沿岸部に殆ど無症状のK型が秘かに広まりこれに曝された人には免疫抗体ができ(勿論全員ではありませんが)、G型が入ってきても感染を防御する働きがあったのでは無いか?という仮説です。

 

 

“エール”の話ー慶応義塾メールマガジンから転載  (44 安田耕太郎)

現在放送中のNHK連続テレビ小説「エール」のモデルとなった小関裕而氏は生涯で5000曲もの作品を生み出した昭和の大作曲家です。歌謡曲、ドラマ・映画音楽・校歌など曲のジャンルは広く、「六甲おろし」(阪神タイガースの歌)、「栄冠は君に輝く」(高校野球選手権大会の歌)など、野球の応援歌も数多く手がけました。
 
アマチュア野球の最高峰とも云うべき早慶戦にも、古関氏の残した曲が受け継がれています。昭和初期、慶應野球部は「若き血」や「丘の上」とともに勢いにのり、六大学リーグで10戦全勝優勝を成し遂げるなど、向かうところ敵なしの黄金時代を迎えます。対する早稲田は、苦しい雰囲気をはねのけようと、知人のつてを頼って当時は無名の新人作曲家であった古関氏に新たな応援歌の作曲を依頼。こうして生まれた応援歌「紺碧の空」(1931年)は古関氏最初のヒット曲とも言われています。
(安田注:紺碧の空を作曲した時、古関は22歳。古関より2歳年下の藤山一郎は慶応幼稚舎、普通部を経て東京芸大進んだが、彼が普通部在籍当時、「若き血」が、紺碧の空に先立つこと4年前の1927年に作られた。早慶戦に向けて普通部に在籍中の藤山が大学生の歌唱指導にあたった。藤山は、上級生でも歌えない者に対してはしごいたため、早慶戦が終わった後、上級生に呼び出され、脅され殴られた、という武勇伝が残っている。藤山は音楽以外にもラグビー部にも所属して、普通部3・4年生の時には全国優勝を経験している。なお、ドラマでは藤山役は人気俳優の柿澤勇人が演じている。古関に応援歌作曲を依頼に行った早稲田大学応援部団長役を山口百恵の次男三浦貴大が演じている)。
 
戦争による中断を経て再開した直後、今度は慶應が「紺碧の空」対抗できる応援歌の制作を古関氏に依頼します。古関氏は自分が「紺碧の空」を作った手前躊躇するところもあったのか、早稲田の了解を作曲の条件としたそうです。
 
無事早稲田の了解も得られたことで、慶應の応援歌「我ぞ覇者」(1946年)が制作されました。
 
 野球だけではなく応援歌でも激しく競い合ってきた両校ですが、いの健闘をたたえ合う共通の応援歌も作られました。それが「早慶讃歌—花の早慶戦」(1968年)です。そしてこの曲も、早慶両校の応援歌を作った古関氏が作曲ました。この曲について古関氏は、「昔から早稲田と慶應とは互いにライバルであると同時に、良き友であります。この歌によって、それがなお一層深まることを望んでやみません」と語っています。

緊急事態解除後の行動について   (34 船曳孝彦)

緊急事態宣言が解除されました。これで新型コロナウィルス感染症を克服できたのでしょうか。WHOまでがJapan Miracle などと言ってくれていますが、正しくはAsia Miracle であって、まだまだ多数の感染者、死者の出ている国が多い中、西太平洋地域の各国は死亡率を抑えて峠を越えたようです。

日本のコロナ対策は正しかったのでしょうか。Oxfordからも、甘すぎたと指摘されています。パンデミックという事態を想定しきれず、水際で何とか抑え込めるという作戦で、感染者から二次感染者へと追いかけ、保健所・帰国者センターという関門一つに絞り込んで管理しようとしてきたのです。PCR検査を制限したのもそのためでしょう。感染が峠に差し掛かるようになって、やっと民間からの力でPCR検査を広げる方向に向かいましたが、Faxによる手計算で、官尊民卑のデータ扱いですので、正確な統一データとはなっていません。検査数という分母が分からないまま分子の数だけ発表されていますので、陽性率、死亡率も分からないままです。コロナか否か不明のまま死亡した人が、国家統計の肺炎・インフルエンザ死亡に加わっています(専門的には超過死亡)。

ともあれ、一応緊急事態は終了しました。今後の感染リスクをどのように考えるべきでしょうか。繰り返し発信してきましたように、PCR検査を受けるべくして受けなかった人がゴマンといる訳ですから、手洗い、うがい、3密を避けるなどの注意は当分守った方が良いと思われます。明るいニュースとしては、感染者からの感染力は発症から1週以内でなくなる(ゼロと言い切れないまでも)という報告も出てきました。何時かは感染しなくなるのは分かっていましたが、意外に早く感染者の体内で抗体が出来た(科学的症名はまだですが)と見てもよいかと思います。無症状ないし軽症感染者にも抗体が出来ますので、多くの人(およそ7~8割)が抗体を持った時、医学的には集団免疫と呼ばれる状態となり、ウィルス感染の終息を迎えることとなります。

そこへ第2波、第3波という問題が起こります。ウィルスは非常に突然変異を起こしやすい性格を持っています。新型コロナウィルスは、RNA分析で、すでに2000以上の型に変異していると言われています。大きく分けてアジア西太平洋型、ヨーロッパ型、アメリカ東海岸型、アメリカ西海岸型と四つに変異し、それぞれ感染力、悪性度が異なっており、日本はじめ西太平洋はこれで救われたと見ることもできます。すなわちヨーロッパで感染爆発した時がすでに第2波だったのかもしれません(科学者は誰もそういっていませんが)。通常、感染が収まって暫くしてから再感染ブームが起こるのを第2波と言っており、本疾患は肺炎ですから、秋、冬に襲って来るのではと心配されています。第2波が強い悪性度を持っていないことを祈り、体力をつけて立ち向かいましょう。その時はPCR検査を始め、国の対応が改まっていない限り、国際的な信用も失い、東京オリンピックも消えてしまうでしょう。

さて解除後のわれわれワンダラーの行動ですが、ハイキング、ゴルフ、サイクリングなどは大いにやりましょう。すし詰めの山小屋泊まりはお勧めしません。都県境制限は、私見としてはあまり意味のないことと思います。その他タウン生活は上記のような一般的注意を守って、良識ある行動をしましょう。

ついでながら、元教育者としていうならば、学校は可及的速やかに再開すべきです。高学年生徒はともかく、低学年生にオンライン授業で教育とは言えません。先生と接して初めて教育と言えます。さらに受験生は大変なハンディです。高校野球を始め、体育部の学生は可哀想に、生涯進むべき道すら変わってくる可能性大です。学校での集団感染の報告もないので一斉休校そのものが必要なかったと思いますし、休校によるデメリットが全く議論されていないのも不満です。大急ぎで失われた3か月半を取り戻すべきです。夏休み半減、土曜日授業、不足教員は定年退職者などで補えます。この際にと、9月入学制度への転換も議論されています。2、3月時点での議論なら可能性あったかもしれませんが、ものすごく多方面、膨大な問題点が待っていますので、拙速な判断は避けるべきでしょう。

さあ、爽やかな空気に触れて、元気をとり戻しましょう。

Double Cross について   (44 安田耕太郎)

昔から狩猟民族にとっては、当然ながら獲物や敵についての情報が, 生死を決めかねない最も重要な鍵を握る。いわば扇の要だ。農耕民族である我が日本は、さて情報の重要性を充分に認識し、且つ運用しているであろうか?その昔、太平洋戦争で山本五十六がブーゲンビリア島で撃墜されたのもアメリカに暗号を解読されていたのが大きな理由。映画にもなった2013年の元CIA職員エドワード・スノーデン事件は、アメリカ政府による個人情報監視の実態を暴いた。ロシアへ亡命した元CIA職員エドワード・スノーデンの実話をイギリスのガーディアン誌が報じたスクープにより、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的監視プログラムの存在が発覚した。世界の政界著名人の電話盗聴などに驚愕させられた。情報は昔も、現在も、更に将来もその致命的重要性が減じるどころが増し続けていくのは確実であろう。
その昔ヒトラーが第一次大戦の戦場で伝令兵として奮闘し、下級兵士では通常もらえぬ一級鉄十字勲章をもらい誇らしげに掲げているを不思議に思ったことがある。イギリス映画「1917 命をかけた伝令」はまさにその伝令兵の活躍と情報の重要性を描いたもので、映画を観てヒトラーの勲章受賞が納得できた。題名通り、時は1917年、舞台は第一次世界大戦中の激戦地西部戦線。膠着状態の戦線でドイツ軍がわざと撤退して連合軍側をおびき寄せ一挙にせん滅する作戦を実行に移すところで、連合軍もその意図を察知。しかし、前線の部隊へは電話線を切られ無線も使えず連絡する手立ては兵士を走らせて伝える以外に方法はない。その決死のミッションを与えられた若き二人のイギリス兵士の一日を描くドラマです。100年前の戦争の戦場がどんな具合だったのか、塹壕での生活の厳しさと危険性などが良く理解できる、情報の重要性を再認識させられる実話に基づく映画であった。

Sneak Preview (2) (44 安田耕太郎)

(前略)

断念せざるを得なかったアラスカ蟹工船仕事とは別に、日本出発前に資金調達の切り札として詳しく下調べをしていた、稼ぎの良い植木屋仕事を始め、ある有名な日系gardener (植木屋) に雇われた。日系アメリカ人が経営する、ロス市内中心地に近い植木屋の助手が多く住む寄宿舎のようなアパートに宿を定め、腰を据えて資金稼ぎ仕事に専念することとなった。

日本と異なり広い芝生の庭を持つ邸宅の芝刈りが主たる仕事だ。スプリンクラー(sprinkler)と呼ばれる自動散水機による充分な水の供給とカリフォルニアの陽光で芝生の成長は早い。週一回のローテーションで顧客の家を回ってlawn mowerという芝刈り機で刈りとった。一日に数軒ずつ訪れ、毎週繰り返した。
機械は結構なサイズで重く最初は取り扱いに難儀した。伸びた芝の中にスプリンクラーが数メールおきに隠れていて、集中力を欠くと、前へ前へと進む芝刈り機の回転し続ける刃で切り飛ばすことになりかねない。結果は悲惨で突然芝生の絨毯から噴水が吹き上がることになる。

後処理が大問題だ。スプリンカー交換には50センチ四方の穴を結構な深さまで掘り、部品を取り換える。芝生は剥がれ醜いこと甚だしい。弁償したうえで解雇される。また、ドライブとブレーキを巧みに操作しなければ、機械が暴走して運が悪ければプールに飛び込むことにもなりかねない。実際、スプリンカー切断とプールへ芝刈り機がダイビングした事故例を聞いていたが、幸い事故には遭わなかった。

刈り取った水分をたっぷり含む芝生は、機械に備え付けたバケツのような入れ物にすぐたまる。これが重く、捨てる場所まで運ぶのが一番負担のかかる作業であった。何せ庭が広く持ち運ぶ距離が長いのだ。
植木屋の仕事も日米で天と地ほどの違いがあった。日本では植木屋の助手などにとても雇われる技術も経験もない素人が、この肉体労働に朝7時から夕方まで、週6日間励んだ。慣れてくると能率もあがり、仕事は順調に進んだ。そんな折、思いもしない事故に遭った。

仕事帰り交差点で信号待ちをしていた植木屋の車が追突されたのだ。助手席に乗っていて首に軽いむち打ち症を感じた。雇い主が紹介してくれた交通事故専門の弁護士を訪ねた。病院での診断結果もむち打ち症。診断書を発行してもらう。 日本では治療費の弁償で片が付くくらいの軽傷であったが、そこは訴訟社会のアメリカ。雇い主も弁護士も慰謝料を請求すべきだとアドバイスというより強く主張した。その間仕事は休まず続けていた。

観光で滞在している身分で一番心配したのは、怪我のことでも慰謝料の額のことでもなく、滞在の理由とどういう状況で事故に遭ったのかなど、やってはいけない仕事をしている事実が暴露されかねない質問と事情聴取を相手の弁護士から受けはしないかということであった。法的決着がつくまで2~3か月かかったと記憶するが、その間ひやひやして日々過ごしたのを覚えている。よく理解できない英語で専門外の法律・医学関連の折衝を一人で行えたのは今から思い出しても奇跡としかいえない。辞書を片手に片言で相手の弁護士と交渉したのである。

結果として数千ドルを手に入れた。日本の大卒初任給の数年分に相当する大金だ。「人間万事塞翁が馬」ではないが、人生何が起こるかわからないということ、そして実際対処してみないと結果はわからないということを学んだ。訴訟社会のアメリカの現実の一端も垣間見た。

植木屋助手仕事の稼ぎの良さには、嬉しさを通り越して本当に驚いた。日米の富の格差に愕然としたものだ。今から振り返れば途轍もなく危なっかしい資金調達方法であったのだが、運にも恵まれた。アラスカ就職失敗を経て怪我の功名に救われた。もちろん交通事故慰謝料も大いなる予期せぬボーナス財源となって、併せると充分な資金を手にすることができた。

そんな折、ある有名俳優宅の芝生刈り仕事をすることとなった。「ルート66」「サンセット77」は1950年代後半から60年代にかけて大人気のテレビ番組。劣らず人気を博したのが西部劇 「ララミー牧場」であった。今では名優・監督として有名な若きクリント・イーストウッド出演の「ローハイド」と双璧で西部劇テレビドラマ人気を分け合っていた。

主演のジェス役ロバート・フラーが来日した際の熱気は凄まじく、日本中を虜にした。当時の総理大臣池田勇人に招かれるなど、あのビートルズでさえ受けなかった厚遇振りが話題となったほどだ。戦後15年以上を経て高度成長期にさしかかる日本の上昇気流を感じさせる社会現象でもあったのだろう。そのフラー家の芝刈りをやったのだ。

勿論、事前には知らず、立派な庭の邸宅だな!くらいの気持ちで芝刈りを始めた。ランチのコーヒーを美しい女性が持ってきてくれて雑談になった。「私の夫は映画の仕事で日本に行ったことがあり、とても日本好き。日本でも知られているのじゃあないかしら」と驚きの発言。すかさず尋ねた「夫の名前は?」。ロバート・フラーでテレビ映画ララミー牧場のジェス役と答えが帰ってきてビックリ仰天!以後、フラー家に行くのが楽しみとなった。思わぬ巡り合わせである。

洗足池あたりのこと   (43  中川芳子)

(町井かをる あて)

カボちゃん!すごーい!

洗足池のカルガモ親子の写真を撮って送信したいのですが、携帯の写真をPCに取り込めなくて残念です。 

  軽鳬の子を先に行かせて遊ばせて    望子

(堀川義夫)

中川芳子さんんが洗足池で撮った画像と映像を代行して送ります。

(37 杉本光祥)

我々がコロナ自粛をしているうちに、カルガモはもうこんなに育っているのですね。揃っての無事成長を祈るのみです。

コロナの世軽鳧(かる)の一家の末祈る 光祥

いい句を沢山作り続けてください。

(37 菅谷国雄)

カルガモ親子の動画を見ました。
洗足池は学生時代まで緑が丘に住んでいたので私のホームグランド、懐かしく拝見しました。

それにしても俳句の世界、カルガモを軽鳬と詠むのですね。
辞書で「鳬」を探して納得です。

(43 猪股博康)

洗足池懐かしいです。
洗足池のボートによくのりにきました。
今年3月に亡くなった従弟が、博康兄ちゃん(私のこと)と散歩し
その後ボートに乗るというのがとても楽しかったと言っていたこと
思い出しました。ちなみに、実家は小池小学校近くにありました。

そのような記憶があったので、日吉に住んでいた頃に、孫が遊びに
きた時、車で洗足池まできて、ボートにのせてあげてあげました。
彼らにも思い出として残ることでしょう。
池の畔にある中学校で、2年の時、同じクラスでしたね。洗足池に
殊の外思い出を感じます。

こんな鬱陶しいときに、カルガモの愛らしい写真を送っていただき
楽しい思い出をよみがえらせてもらいました。ありがとうございます。

 

(編集子)小生、昭和21年6月に満州から引き上げ、しばらく伯母の所に寄寓後、22年12月から大田区立赤松小学校に入学した。大井町線北千束駅前、というより、本件の発信者もうここと中川芳子の姉上、立川おちえご自宅の真ん前にある、ま、小学校でいえば ”名門”、である。なんたって(在学時の)校歌に ”池は洗足水かがみ” ”花はあけぼの桜山” とあるくらいだし、トーゼン、洗足池あたりではよくあそんだものだ。本件を通じてはじめて菅谷・猪俣両兄と洗足のつながりを知った。ヤブの方は少し年が離れているが、おじいとはどっかですれ違っていたかもしれないと思えば愉快である。もうこのご自宅は大岡山と聞くが、赤松在学中自宅は旧住所で言えば目黒区宮ヶ丘、いまは環状7号にかき消されてしまったあたりに住んでいて、大岡山は毎日のように通っていた。そういう意味でも懐かしい。ヤブともうこ、ひょっとして六中?

新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言解除にあたって  (34 船曳孝彦)

大方の予想通り、一部解除と決まりました。世の中、解除ブームに乗って、一気に街に繰り出すような気配に心配しております。日本は無症状感染者が多いと思われますので、第2波の感染爆発を怖れます。友人の科学者からのメールが来ましたので、それも踏まえて書きます。

コロナ対策の厳しさはOxford大学で点数化して評価していますが、それによるとSweden,Singapoleに次いで下から3番目です。大甘と言えます。私は2,3月時点から、このPCR検査低施行率が続けば、ある日感染爆発が起こり、やがて集団免疫獲得が早く到来するのを意図的に待っているのではないかと勘繰っていました。Swedenが大きな犠牲を払いつつ、はっきりした集団免疫獲得政策として対処していることは、今回友人から学びました。

友人も最近の驚くべき四つのニュースと言っています。①コロナの報告がファックスでなされていたこと ②PCR検査が行政検査であったこと ③37.5℃以上4日間の基準は誤解であったとのこと ④感染者は10倍、20倍、30倍いるかもという専門家会議副議長の国会での発言です。

厚労省健康局結核感染課から各都道府県、保健所設置市、特別区あてに出された『ウィルス行政検査について』、および『新型コロナウィルス感染症に関する行政検査依頼』なるものを読みますと、37.5℃発熱かつ濃厚接触者、発熱かつ渡航歴、発熱かつ入院を擁する肺炎症状、医師が疑わしいと診断した患者に対し、季節インフルエンザ検査で陰性なものに対して検査を行うと明記され、地方衛生研究所において実施不可能な時は、公印付きの依頼書とともに直接国立感染症研究所に送付すると書かれ、輸送にあたっての責任者、容器なども厳重に規定されています。とにかく検査を絞り込むことに重点を置いた対応としか思えません。しかも発熱などを誤解ですという神経は許せません。

感染者数は現公表数よりはるかに多い(私の印象では一桁違い)のではないかと思っていますが、専門家会議副議長の立場の人が、しかも国会で10~30倍という発言には驚かされました。立場というものがあります。海外で驚きを持って報じられました。とにかくPCR検査数が他国と比べて2桁も違っては検討に値しないと相手にされなくとも致し方ありません。しかもそのデータの扱いが、FAXであったり、判定日だったり、保健所・地方衛生試験所以外の大学、研究所、病院で独自に検査した数値は加算されていないなど、どうしようもない体たらくとしか言えません。陽性者は感染法に基づき報告し統計されているでしょうが、陰性者は検査数に反映されるようになったのでしょうか。先日の報告ミスがあったという訂正発表は、実はこの陽性者を加えた変更ではなかったかと思います。

保健所の施設数(半減)、人員、予算全て削減しておいて、今回のコロナ対策を、全て保健所を通すような仕組みで対応させようとは、信じがたい政治です。公的病院の併合によるベッド数削減案(コロナ禍で一時延期)にせよ、国立大学の経費削減にしても、利益、経済効率を追求するのが新自由主義であり、これを国の政治基本としていることに諸弊害の根源があると思います。世界でも問題が多発し、新自由主義、これに基づくグローバリズムが崩壊してきているというのに、日本はまだ固持し続けていることに、切歯扼腕しています。

嘆かわしく、まさに日本沈没の危機に瀕しているように感じています。二流国どころか三流国、発展途上国(高度な医療レベルは持っているという自負はまだ捨てていませんので)でなく後退している後進国になってしまいます。

無症状感染者が多いことから、東京の緊急事態宣言解除の日はまだまだ先のことになると思います。

自分だけは大丈夫という信念みたいなもの(これを正常性バイアスというのだそうです)は全く根拠ありません。すべての人がコロナウィルスレセプターACEⅡを持っているのです。クワバラクワバラ

皆さん、くれぐれもご自愛のほどを祈念しております。