(HPOB 菅井)雲の切れ間に…
(34 小泉)菅井さんの素晴らしい中秋の名月の写真を見て、恥ずかしながら、「雲の切れ間に・・・」の言葉に触発されました。月見団子もススキもありませんが、マンションから眺めた中秋の名月です。中秋の名月が満月になるのは8年ぶりとのこと。丁度横浜球場でのヤクルトDeNA戦をTVBS1で観戦していたら、初回に村上が満塁ホームラン、そのあと雲の切れ目に何回か月を写してました。セパとも久し振りに優勝争いが面白いです。
(44 安田)満月の中秋の名月は8年振りだったそうです。僕の家からは直接見えず、近くで撮った写真は雲に遮られて今いち。
(普通部OB 菅原)菅井さんの写真も素晴らしいが、小泉先輩の二番目の写真も大層乙なもんです。ところで、西洋では中秋の名月なんてあるんですか。
(その2枚目の写真、がこれ)
(安田)知る限り西洋では月はどちらかと言えば不吉な存在。古代ローマ(多神教時代)では月の神はルーナ(Luna)。英語で“lunar” は “月の” という形容詞。lunaticは「狂気の」という意味。「狂人」という意味もある。西洋では月(luna)は人を狂わすと信じられてきた。中秋の名月を祝うというような習慣 しきたり があったとは思えません(要確認)。人の生き血を吸うドラキュラは満月が苦手。狼男は逆に月の光を浴びると、突然、恐ろしい狼男に変身して人を襲う。イングランドの職工・チャールズ・ハイドは満月の夜になると性格が一変して凶悪犯罪を繰り返した。彼をモデルにした小説が「ジキル博士とハイド氏」だ。ことほど左様に、西洋では中秋の名月はおろか月を愛でるとはとても考えられません。
(編集子)先月旅立ってしまった川内三千雄が持ち込んだ、たしかフランク永井の持ち歌だった 初恋の山 はたちまち同期の愛唱歌になった。その歌詞は 月の静かな山小屋で 二人で歌ったアベマリア という文句で始まったような気がする。我々が3年の秋, 涸沢集中W の最後の夜、穂高の稜線をすっぱりと区切る見事な満月の下で、川内がこの歌を独特のハスキーな声で歌い、みんなしんみりと聞いていたものだった。
ひとそれぞれにいろんな満月があるのだろうが。
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