僕の推理小説遍歴  (36 後藤三郎)

ブログに貴兄の探偵小説に関する興味ある投稿を読み、私も小学校高学年から中学時代に読み漁った探偵本を紹介したいと思います。私の場合は母親が近所の貸本屋から借りてきて姉と三人で乱読して”あれは面白かった”などとお互いに感想を言いました。貸本屋は週単位でいつも3冊ほど借りて週末には読み終わって返却し、その足で次の本を借りるという有様でしたので記憶に止めるのは大変です。それでも気に入った別冊”宝石”の世界探偵小説全集だけは今でも本棚に飾ってあります。途中の2-3冊は紛失しましたが:1.アガサクリスティー
2.F.W クロフツ
3.E.フイルポッツ
4. L.J.ビーストン・G.K チェスタトン
5.シメノン他フランス編
6.E.S ガードナー
7.E.クイーン
8.スカーレット ヘキスト
9.ヴァン・ダイン
10.チャンドラー
11.D.R.ビガーズ
12.デクソン・カー

がそれぞれ傑作と思われる代表作の作品が収められており大切にしています。私の場合はコナンドイルに魅入られてしまいシャーロックホームズの原本を全てそろえ、延原謙という方の新潮社からの名訳本10冊と英語の方と比較しながら読みました。丁度普通部時代に日本では何故か一切本に訳されていないホームズの一編を夏休みの宿題として全訳しました(The Reigate Squire/Puzzle)と言うタイトルです。コナンドイル博士にはその後も興味がありシャーロックホームズが引退後の小説やミツバチの研究などやっていた話なども読みました。今でもBBC/TVでホームズは色々と俳優も変えて制作されて出てきますが全く飽きなく楽しんでいます。英国出張の折にはわざわざベーカー街221乙(ホームズの家)を訪ねまた”思い出”の最後に悪党のモリアテイ教授と格闘しながら落下したスイスのライヘンバッハの滝まで見に行きました。私はハードボイルドのものは”大いなる眠り”など数編でしたが亡くなった畠山さんがチャンドラーをこよなく愛していたことを思い出します。探偵小説はいずれにせよ面白くいつまでも楽しく読んでおります。取りあえずキリがないのでこの辺で辞めます。