会津の秋 (普通部OB 船津於菟彦)

全日本クラッシックカメラ撮影会は福島方面に。先ず南会津の塔のへつりへ。ここは「へつり」は、会津地方の方言で「険しい断崖」を意味しています。その名の通り、人が歩いて通れるほどの幅で岩壁が浸食されており、その岩壁が塔のように並んでいることから「塔のへつり」と呼ばれるようになりましたとか。紅葉の時が良いようです。そして下野街道の宿場町で偶然開発から取り残されそのままの形で宿場町が残って居ます。道幅は思っているより廣いです。江戸時代における会津西街道(別称:下野街道)の「半農半宿」の宿場の呼称。明治期の鉄道開通に伴って宿場としての地位を失ったが、茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ、観光地名として現在も受け継がれている。1981年(昭和56年)に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、福島県を代表する観光地の1つとなっている。ウィークデーなのに結構な人が来ていて静かな宿場の撮影は出来ない。

宿は只見川沿いに在る柳津温泉内田屋宿泊。福満虚空菩薩・圓藏寺の門前にあります。圓藏寺は大同2年(807)に徳一大師によって開創され、御本尊の福満虚空藏菩薩は弘法大師の作と伝えられます。日本三大虚空蔵菩薩の一つに数えられ、丑寅年生まれの守り本尊として知られています何がメデタイ86歳の寅年は29日早朝から急な階段を息を切らして登り詣でて参りました。これで人生100歳時代を謳歌していきますね。