秋の奥武蔵日帰りW ― その2 

OB会が新組織になってから、年中行事として春秋2回の 日帰りワンデルングが定着し、卒業年度ごとの担当が始まってからしばらくは参加人数をひそかに競うようになっていた。”100人越え” が実現したのは、34年(CL 妹尾)担当の筑波山からだと思うが、その後は100人の参加が当たり前のようになってきた。大人数の代が漸減していく中で、今回もまた100人を超える参加者があったのは、若い年代にもこの行事が受け入れられるようになったからだと思われる。ご同慶の至りであり、今後ともこの盛況が続くことが望まれる。

分散Wのあと、BC地でいろんな顔を見られるのはこれとない楽しみである。若い人たちの中には、何度聞いても名前を覚えられない方もおられ、苦労するのも逆に言えば楽しみであるが。

ワンデルングの形として、伝統のBC方式が当初から採用されてきたが、全員が集合できる場所を確保するのがなかなか難しいようだ。今回は飯能河原という好適な場所が選定されたが、毎回のこととは言え、実行委員のご苦労もなかなかのものだったと思われる。特に今度は、CLの水村君が大阪在住でもあり、前日上京して現地に宿泊、翌日に備えてくれた。この前泊にはSLの佐藤君らも合流したようだが、そのほか、BC班のCL金子君や古賀、安藤君ら、担当2学年のご努力には感謝しかない。聞くところでは、当日提供された飯能特産の四里餅を人数分確保するにあたっては大変ご苦労があった由である。会の終了に当たっては今回の担当から来年担当学年へとバトンを渡す儀式?もあり、19年春の再会が待たれる。

当日はパーティ別ワンデルングには参加せずBC地直行の参加もあり、最古参は33年の上田、荒川両先輩だった。いつの日か俺たちが最高齢、てえ日が来るのかなあと思いつつ、終了後は飯能の居酒屋へ強制連行して久しぶりに(俺たちの)四年生! の怪気炎を聞かせていただいた。すっかり出来上がって勘定もすんだあと、はっと気が付いた!ここは新宿じゃなかったのだ、と。