NHKドキュメンタリーを観て、


旧き友集い語ろうは 過ぎし日の旅山の想い (投稿は著者あてメールでお願いします)
NHKドキュメンタリーを観て、
気分転換としてカザフスタンに行って来ました。カザフ人は「自由の民」でした。
なだらかな緑の草原の彼方に荘厳な雪山が連なっていました。紺碧の湖は、まるで上高地の大正池のような風景です。広大な砂漠の彼方にも天山山脈の雪山が見えました。「カザフ」はパミール高原に広がる壮大な大自然の世界です。
「カザフ」とは、放浪の民を意味します。
そして「カザフスタン」とはトルコ系の「放浪の民の国」となります。余談ですが類似した「コサック」はロシア系の放浪の民といえます。カザフとコサックに共通することは辺境にすむ「自由の民」なのです。遥か遠い緑の草原でカザフの鷹狩の戦士は奏でました。
“飛べよ鷹
飛べよ果てしない空を
天山の山に影を落として
自由のため死ね”
(編集子)毎回感じるんだが、まあ、よーやるよなあ、の感嘆に尽きる。好漢、益々のご活躍を祈る。
俺が知ってるのはナポリタン。これは戦後間もないまだ日本が不自由だったころ、横浜で誕生した新しいメニューということだから、ま、自由、を感じるべきなんだろうな。
テレビの再放送ものを見直した。同じ題名の現代もの、トム・クルーズがシリーズキャラクタのリーチヤーを演じた作品はいたって簡単明瞭な, リー・チャイルド初期の作品の映画化で、原作を読んでいたこともあって気楽に楽しめたのだが、こちらの アウトロー にはちょっと違和感があった。
冒頭、主人公のイーストウッドが家族を殺され、家を焼かれるところから始まり、悪漢たちが赤いゲートルを履いている集団であることが示される。その後、そのあとのいくつかの場面を通じて、時代が南北戦争終結寸前の混乱期だということが観客にわかってきて、赤いゲートルの一味は北軍にあった悪名高いクアントレルゲリラを模したものだろうということも推察できる。復讐心に燃える主人公が独力で拳銃の腕を磨き、北軍に身を投じるが敗戦処理の過程で(なぜこうなったのかが説明されないのも不満)起きた騒動で兵士と戦い、多くをガトリング銃を駆使して殺し、一転、追われる身になる。その後はいくつかのエピソードが描かれ、また一人になった主人公が結果として凄腕のガンマンとして今に伝えられている、というのがあらすじだ。
同じような筋立ての作品は過去にもあったが、それらとくらべてこれは製作者(イーストウッドなのだが)の見方というか発想ばかりが空転しているようで(彼の活躍時期がいわゆるニューシネマ勃興期だたことも関係しているかもしれない)、結果として見終わっても(だからなんなんだ)という感じが残っていて釈然としないし、もっと単純に言えばセーブゲキの持ち味の爽快感とか没入感がない、中途半端な出来上がりだと感じた。ま、そういうレディメードの感想を求めないのが二ューシネマなる作品群が求める成果なんだろうから、それはそれでいい、ともいえるんだが。
ところがグーグルで調べてみて驚いたのは、この作品が批評家筋では高く評価され、作曲賞を得ているほか、永久保存すべき作品として遇されているというのだ。曰く、当時の現地に住む人たちの境遇や考えがよく描かれているとか、無法者のもつ寂寥感とか、そういうものの描写がすばらしい、というのが理由らしい。ローハイド時代を経て、西部劇の数々、テレビならダーティハリー、そのほか多くの佳作、例えばグラントリノなんかは特にそうだが、小生ごひいきのクリントさんよ、そうかなあ、というのが率直な感想なんだが。
先日、コロナの新変異株 ニンバス のことを書いたところ 熱心な読者の某君から「予防接種はどうなっているの」という質問がきました。ご尤もな質問ですね。政府も厚生省も もうお金も手間もかかる予防接種には関わり合いになりたくないようですが。
新しい接種は65歳以上の高齢者(高齢者はいまや75歳以上だけどね)か、基礎疾患(糖尿病・高血圧の治療中とか、呼吸器疾患・脳卒中・心臓病やがんにかかっている人など)のある60歳以上の方が対象です。これらの方々に接種に対し国からは補助が出ませんが、住んでいる自治体から多少の補助は出ると思います。住民税の高い地域ではかなりの補助が出るのかな? 大体接種の費用は1万5千円以下になるでしょう。この点は、かかりつけの先生か、近くの保健所で確かめてください。住んでいる場所により大分違うと思います。接種の対象外の方でも受けられますが、多分全額自己負担になるでしょうね。10月1日から来年3月まで出来る筈です。
今、5種類のワクチン(ファイザー・モデルナ・第一三共・武田・明治製菓ファルマ)が用意されていますが、接種する施設によって何が用意されているのかも尋ねる必要があります。
先日話した「ニンバス」にも効果があると厚生省は言っていますが、どうも最近の役所のいう事は当てになりませんがね。でもやらないよりは良いでしょう。 心配な方や、持病のある方、以前の接種で特に目立った副作用が出なかった方には、お勧めだと思います。私自身は 機会を作って接種しようと思っています。患者さんに医者がコロナを移しては申し訳ないからね。
追伸;最近の研究で、同じワクチンを打っても、効果が持続する人(耐久型)と効果がすぐなくなる人(脆弱型)、抗体は急速に上がるが直ぐに低下してしまう人〈急速低下型〉があることが分かってきました。人によって、またワクチンによってその効果は異なるようです。はやくその全貌がわかれば皆さんもワクチンを打ちやすくなるのにね。まだこれは研究段階です。
9月17日ドジャースの大谷がフィリーズ戦に先発し5回をノーヒット、ノーランに抑え、打者としても50号ホームランを放ちながら、6回から登板の投手が打たれ逆転負け。試合終了後の14:15から、エーガ「15時17分、パリ行き2018」が放映された。西部劇「決断の3時10分1957」をリメイクした「3時10分決断の時2007」と題名が似ていること、監督がクリント・イーストウッドであることを知り、続いて見てしまいました。
「15時17分、パリ行き2018 The15:17 to Paris 2018 」の感想 2015年アムステルダム発パリ行きの特急列車内で起きた無差別テロ事件の真実を実際に事件の当事者3人の若者を主演に据えるという驚きの手法で映画化したとのこと。この事件に至るまでの、この3人の生い立ちが描かれ、青年時代から、一度子供時代の学校での腕白時代に戻り、校長室に何度も呼ばれたり、親に迷惑をかけたり、学校に馴染めない状況や軍隊に入っても脱落の繰り返しが描写されるが、過去の話は蛇足に見えて仕方がなかった。最後に若者3人がアメリカから欧州旅行へ出かけることになるのだが最後運命的に凄いことを成し遂げたが、其処に至るまでの物語は、何処にでもある青春ムービーで、自撮りをしたり飲んで踊り明かすだけの描写で、最後だけの格闘では、イーストウッド監督の西部劇に見られるスリルやアクションやサスペンスを期待した老人には期待外れのエーガでした。
進行中の世界陸上での日本人選手についての観察である。
9月16日の男子110mH
大会前の今季自己最高記録は、優勝したティンチ(米国)が今季世界最高記録の12秒87、村竹が今季世界2位の12秒92で、その差は0秒05に過ぎなかった。従って、本人自身も日本のマスゴミも、やれメダル獲得だ、その果てには金メダルだと大騒ぎ。ところが、肝心の12秒台をティンチが、追い風参考記録を含め4回も記録していたのに対し、村竹はこの僅か1回に過ぎない。この再現力の大きな違いが、決勝でティンチの12秒99に対し、村竹は13秒18で6位、その差0秒19の大差となった。要するに、村竹の実力は未だ12秒台には達していなかったことになる。再現力の違いが如実に表れ、事を分けた。蛇足だが、村竹は試合後のインタビューで大泣きした。小生、これを見て、村竹(父はコンゴ、母は日本の混血)の精神構造は典型的な日本人だと思った。外人は、少なくとも公衆の面前ではこんな恥知らずなことはしないだろう。
閑話休題。
男子走高跳(9月16日)
また、同日、行われた男子走高跳での日本人同士の同様の例を挙げる。大会前の今季自己最高記録は、10位になった瀬古が2m33、8位の赤松は2m26、その差は7センチもあった。しかし、今季、2m25以上跳んだ試合は、瀬古の2試合に対し、赤松は4試合。結果は、赤松が2m24で8位、瀬古が2m20で10位。これも、大会前の今季自己最高記録の差はともかく、肝心の試合での再現力の違いが現われたと見て良い。
最後に、17日が予選、18日が決勝の男子槍投を見てみよう。
今季、87m以上投げた5人の選手の85m以上投げた試合数を見ると、
91m51 J.ヴェバー(ドイツ) 8試合
91m00 L.ダ・シルヴァ(ブラジル)4試合
90m23 N.チョプラ(インド) 5試合
87m76 C.トンプソン(米国) 2試合
87m16 崎山(日本) 1試合
これを見た、小生は、ヴェバーとチョプラの一騎打ちと見る。85mを1試合でしか超えておらず、再現力の乏しい崎山の実力は、やっと8位までの入賞程度だろう。ただし、槍投は一発大投擲が飛び出す可能性もあるので、例外が起きる可能性は充分に有る。
結論を言うと、再現力の高い選手が圧倒的に有利となるのは間違いない。勿論、物事には例外がある。しかし、それは、飽くまでも例外であって、それが常に起こるとは限らない。逆に言えば、極めて稀少なそんな例外に頼って物事を判断するのは途轍もなく危険だと言うことになり、事の判断を見誤ることになる(日本のマスゴミは、日本の選手の再現力の乏しさを指摘すべきであるにもかかわらず、読者に媚びるためなのだろうか、常に、例外に頼る間違いを犯して来た。だから、所詮は、マスゴミか)。
最後の最後。日本の選手に再現力が乏しいことは分かったが、例外となりそうなのが、男子400mの中島(父がナイジェリア、母が日本の混血)だ。予選で、これまでの自己記録44秒84を44秒44(新たな日本記録)に短縮、準決勝で44秒53と再現力が高い。そして、それに加えて彼の持ち味は、最後の直線に入ってからの途轍もない追い上げだ(競馬で言う末脚)。いずれも、これまでの日本の選手が持っていなかった特徴であるだけに、18日の決勝が待たれる。
8月10日、朝の読売新聞がグレン・キャンベルの訃報を伝えた。1937年生まれ、ということだから僕と同い年である。新聞記事では”カントリーソングの大御所”、と書かれていたが、僕にはそういうありきたりの形容詞には収まり切れない、特別の感情がある。
1967年、生まれて初めてアメリカの土を踏み、2週間モーテルでの仮住まいのあと、新聞広告で探し当てたデュープレックス、日本でいう二軒長屋に落ち着き、船便で送った家財道具が何とか届いて、どうやら生活が始まったちょうどそのころ、あの, By the time I get to Phoenix を聞いた。初めて聞いたのがラジオだったのかテレビだったのか、今では記憶がないが、とにかく心にしみるメロディーだった。この曲があっという間に大ヒットし、一躍有名になって、ラジオの定番になっていた大きなシリーズ番組(エド・サリバンショウだったか?)でキャスタが夏休みのあいだ、その代理に彼が抜擢されたことを覚えている。
本日は敬老の日。
敬老の日は、国民の祝日として1966年(昭和41年)に設けら
敬老の日の由来は、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町八千代区
総務省は14日、15日の「敬老の日」に合わせ、65歳以上の高
以前は、還暦を迎えた60歳からお祝いをする風潮がありましたが
「年寄り」とは法律では、老人福祉法が「(老人ホームへの入所な
しかし、高齢化社会が進み平均寿命もグーンとのびた今の時代に、
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高齢者人口が減少に転じても高齢化率は上昇を止めず、2065年
日本政府の高齢社会対策大綱の方針は 「高齢社会に暮らす全ての世代の人々が安心して幸せに暮らせるよ