自然との共生実験ーさがみこベリーガーデンの体験 (高校OB 山川陽一)

先月のブログでは太陽光発電と景観問題について書きましたが、今回はさがみこベリーガーデンの自然と景観についてお伝えしたいと思います(「自然エネルギーのつくり方」参照)。

さがみこベリーガーデンは自然の宝庫です。都心からこんな近くにこんな豊かな自然が息づいているなんて、ビックリです。

私たちがこの地に足を踏み入れて3年、農園づくりに汗を流してきましたが、その間にビックリするほどいろいろな生き物たちとの出会いがありました。イノシシ、サル、シカ、キツネ、タヌキ、ハクビシン、アナグマ、モグラ。アオダイショウにトカゲ。バッタ、カマキリ、カミキリムシ、テントウムシ、キリギリスにコウロギ。春はウグイス、秋の空には赤トンボが飛び交って、草むらからはキジの親子が顔をだします。夏場の雨の日にはヤマビルの対策もしっかりしないといけません。

つい先日も、朝、農場の見回りに歩いていたらブルーベリーの鉢の陰から突然キツネが飛び出して、電気柵の間を一直線にすり抜けていきました。自然がいっぱいです。でもね、観光農園にお客様をお迎えすることや生産農園としてしっかり収穫することを考えると、いいね!いいね!とばかりも言っていられません。鳥獣害の対策や害虫防除に頭を悩ます毎日です。

現在私たちはソーラーパネルの下で養液ポット栽培という形で1100本のブルーベリーを栽培しているのですが、次々にいろいろな問題が起きてきます。丹精込めて育ててきたブルーベリーの苗木がカミキリムシとかコウモリガの幼虫にやられて突然枯れてしまうこともしばしばだし、養液栽培の配管がハクビシンだかタヌキ?に食いちぎられる被害も後を絶ちません。防草シートの上は動物の足跡だらけ。ブルーベリーの鉢が置いてある農場の周囲には5段の電気柵を回してあるのですが、果たしてどれだけ機能しているのでしょうか??? 動物たちと知恵比べですね。

この春は西側の農道を挟んだ向かい側の沢沿いに生えているミズキに大量のキアシドクガの幼虫(毛虫)が発生してあっという間にミズキの若葉を食い尽くし、その大群が大挙道を超えて押し寄せてきてブルーベリーの葉を食い始めました。到底人力では駆除しきれない量なのでやむなく少量の薬物を使いました。来園者が手で摘んで食べるブルーベリーの実に薬物が残留していたなんてことは万が一にも起きてはいけませんし、花粉交配の受粉用に飼育しているミツバチへの影響も念頭に置かないといけません。こんな現実を突きつけられると、無農薬培は聞えは良いですが、果たして100%農薬を使わない農業がどれだけ可能なのでしょうか。

そして目下の最大の悩みは鳥害対策です。一般的に鳥害対策はネットを張りますが、ソーラーシェアリングの架台が邪魔をしてネットを張るのも一苦労ですし、張れたとしても、コストが馬鹿にならず、維持管理も大変です。猛禽類を模した吹き流しを付けるとか、テグスを張り巡らすとか、ドローンを飛ばして上空から音声を流すとか、いろいろな案が出ていますが、はてさて、どうしたらいいのでしょう。来年以降本格的なブルーベリーシーズンを迎えた時どうなっているか。みなさん、なにかいい知恵があったら教えてください。

かつて、この場所は地域の人たちが農地として開拓し、家族総出で作物を育て、美しい里山の風景を形作っていたはずですが、時代と共に農業を維持継続することが困難になって、耕作放棄され、草ぼうぼうの荒廃農地に変わっていったのでしょう。私たちはその地を借り受けて、ソーラーシェアリングという方式で発電し営農し観光農園+生産農園として蘇らせたいと考えています。

観光農園の開園まであと半年。この地の素晴らしい自然を壊さないで事業を成り立たせることがどんなに大変か身に沁みて感じるこの頃です。かつての里山の姿をそのまま再現できるわけではありませんが、息づいている自然と共生しながら新しい里山の風景をつくっていきたいのです。「自然との共生」・・・とてもいい言葉ですが、実際にやるのはとても大変。ウーン、でも、やるしかないですね

半導体問題をまとめてみました   (普通部OB 舩津於菟彦)

連日「産業の米」と言われる「半導体不足」が連日報道されています。この状況をまとめてみましたので新聞やテレビ報道と合わせてご参考まで。

 

この”半導体不足”が意味するものをまずマンガ的に見ておこう。

その ”半導体不足” には、主に「需要の急拡大」と「供給体制のひっ迫」の2つの要因がある。まずは、「需要の急拡大」から見ていこう。

コロナ禍の影響で、工場の操業停止や物流の停滞で入手困難な部材が出るなど、サプライチェーンが混乱した。半導体市場も同様の影響を受け、それに加え、テレワークの急速な普及と巣ごもり需要の拡大で、はじめにパソコンなどに搭載されるPMIC(パワーマネジメントIC)が2020年の春頃から不足し始めた。PMICは、5Gスマホへのシフトでコロナ以前からひっ迫していたが、コロナ禍による需要の急拡大で製品不足に拍車がかかった。その後、パソコンに加えテレビなどの需要が増加し、ディスプレイ用の半導体DDIC(ディスプレイドライバーIC)にも不足の波が広がった。そして、2020年9月以降は、自動車市場が急速に回復。その結果、自動車の動作制御も担っているMCU(マイクロコントローラー)も不足し、自動車メーカー各社は2021年に入って操業停止や減産を余儀なくされた。

「供給体制のひっ迫」についていうと、PMICやDDIC、MCUなど、製品不足が深刻化している半導体の多くは、最先端の半導体が生産されている工場(12インチウエハー工場)ではなく、一世代前の半導体工場(8インチウエハー工場)で生産されている。一方、一世代前の半導体工場は老朽化が進んでおり、半導体メーカーはコストのかかる自社生産から、ファウンドリー(自社以外で開発された製品を受託で生産する企業)への製造委託に切り替えるケースが増えていた

(注)ウエハ[6][7](ウェイファ、wafer; /wéifər/)は、半導体素子製造材料である。高度に組成を管理した単結晶シリコンのような素材で作られた円柱状のインゴットを、薄くスライスした円盤状の板である。呼称は洋菓子ウエハースに由来する(ウイキペディアによる)

こうした状況下で、一世代前の半導体の需要が急拡大し、ファウンドリーへの注文が殺到。しかし、ファウンドリーの多くは、半導体の生産能力を拡張させておらず、急増した注文に供給が追い付かない状況に陥った。さらに、2020年4~6月頃はひっ迫していたパソコン用などの半導体の製造に、需要が落ち込んでいた自動車向けの半導体の生産能力を振り分けていた工場が多く、自動車需要が回復して以降は、供給のバランスが大きく崩れていた

そこに追い打ちをかけたのが、2020年12月のアメリカ政府による中国のファウンドリー大手企業への事実上の禁輸制裁であり、その影響で台湾や韓国のファウンドリーへ注文が集中し、半導体不足が加速しているのが現状である。

また、2021年以降、相次いで発生した自然災害や事故が追い打ちをかけた。例えば2021年2月、アメリカテキサス州の大寒波の影響で、同州にある半導体工場が閉鎖、同月台湾では過去に例のない深刻な水不足が発生し、大量の水を必要とする半導体の生産に影響を及ぼした。

日本に目を向けると、国内自動車メーカー最大のMCU調達先が、2021年2月に発生した福島県沖地震の影響で、安全確認と装置や製品の被害状況の確認のため、工場の操業を一時停止。さらに3月には同工場で火災が発生し、半導体の生産がストップする事態に陥った。現在、ファウンドリーを含め、半導体メーカー各社は急ピッチで半導体の増産を進めており、休止していた工場を再稼働させる動きも見せている。ただ、半導体は通常、材料を投入してから製品が出来上がるまでに3カ月以上かかると言われており、半導体不足の解消にはある程度の時間がかかる見込みだ。

世界の半導体市場の歴史をふりかえると、1990年代は日本がダントツ半導体王国だったが1995年頃から米国に抜かれ日本は衰退していく。ニコンは一時この半導体製造装置で可成りのシェアと利益を得たときが在り、カメラ関係を縮小すると言う様なこともありましたが今やデジタルカメラで持ち直している。東芝が半導体を売り歩いても売れない時代もあつたり。今や昔。
この時期、日本の代表的エンジニアであった嶋 正利は、米国インテルは加わり、ビジネスむけプログラム制御方式の高級電卓のために必要なチップとしてインテルと共同開発した。これがLSIの始まりと言われている。

(注:LSI:Laege Scale Integration の略で、トランジスタや関連する電気回路を超小型にまとめた部品。それまでもICなどと呼ばれて実現されていたがその規模をさらにあげたもの)

嶋さんは4004の開発後同社を退職しリコーに転職。インテル社は次期製品8008の開発にあたり、特許戦略および他社による競合製品開発阻止のために、当時インテルのCEOだったロバート・ノイスが嶋を1972年インテルに呼び戻し、嶋は8080開発では当初より主任設計者を務めて4004の時と同様にほとんど一人でロジックを組み上げた。8080のパターンの隅には嶋家の家紋が刻まれている。その後、嶋はファジンらCPU開発チームの主力メンバーと共にスピンアウトしザイログ設立に加わり、8ビットマイクロプロセッサのベストセラーのひとつでZ80を世に送り出した。

斯様に日本はこの分野ではパイオニァーであり、世界をリードしていたが、リーマンショック以来、総ての産業がそうなってしまったように、日本の企業は「窒息状態」に陥り、世界から総て置いて行かれてしまった。その状況は下記のグラフに明瞭に表されている。

半導体といってもプロセッサー・メモリー・等々在りその集積度は急速に上がり、今や台湾のTSMCがシステムオンチップ -SOC- のシェアはダントツで、今回政府の方針で熊本に工場を作ることになっている。当分産業の米騒動は続きそうだが、かの栄光ある日本の半導体製造関係は再び戻ることはないのでは、と懸念している。

乱読報告ファイル(13)  深夜プラスワン

嬉しいことが続くものだ。

先回、ハヤカワ文庫で、懐かしい ”女王陛下のユリシーズ号“ が戻ってきたことを書いたが、今度はこっちを見透かしたように、ハードボイルド小説愛好家のあいだで高い評価をうけている ”深夜プラスワン (Midnight plus One)“ が復帰したのを、同じ本やの、同じ棚でみつけた。しかも新訳である。

ハードボイルド、とよばれる作品にはその出自から言ってもアメリカの作品が多いのだが、英国には国民性を反映した海洋冒険小説の伝統があり、米国ものが基本的にはクライムノベルなのに対して、英国作家のそれは海洋もののベースにある、純粋な冒険と挑戦、といった純粋さのある雰囲気を漂わせた、深みのある作品が多い。ハメットーチャンドラーーマクドナルドスクール、というのがアメリカンハードボイルドの基本方程式であって、いずれも犯罪と謎解きを主題にしているのに対し、ギャビン・ライアルやハモンド・イネスなどという人の作品の多くは主人公のストイックな行動を中心に書かれている。僕が彼の作品でもう一つ気に入っている ちがった空 (Wrong side of the sky) などもその一例だ。

”深夜プラスワン“ は、一時タレントとしても人気のあった内藤陳がほれ込んでいろんな場で吹聴し、新宿ゴールデン街には 深夜プラスワン、というバーまでできた(まだある)。グーグルで調べてみると、全国ほかにも同名のバーがあるようだし、小生はまだ読んでいないが当節人気の馳星周もこの店で内藤と接触ができ、作家になったのだそうで、この一冊の本がもたらした影響は結構なもののようである。

なぜこれほど、この作品にほれ込む人が出てきたのだろうか。クライムノベルのスリルとか、謎解きのみごとさとかいった域を超えて、主人公のありようが、ただひたすらに約束したことを実行する、その過程にはさまってくる友情との板挟み、といった過程が書かれる、その実直なまでの行動が、(俺には出来ねえなあ)と思いつつ共感を呼ぶ、そんな内容だからだろう。ストーリーはある事情でフランス国内を旅行出来ない人物をリヒテンシュタインまで車で運ぶ、というただそれだけのこと。その過程の描写がしっかり心に響くし、夕刻のパリの街角ではじまる導入部が何とも言えず素晴らしい。先回書いた 女王陛下のユリシーズ号 では、乗組員やヴァレリー艦長たちの、自然の猛威や襲い来る敵機との戦いを通じた、いわばアクションの描写が素晴らしいのだが、こちらはアクションというよりも内面の、スタティックな心情が書かれる。それでいてむしろこちらのほうがスピード感を感じさせるのが著者の力量なのかもしれない。特に終盤、親友の利き手を撃つ、それが実は真の友情になるのだ、という決着もいい。

この調子でサイズも値段も手ごろなハヤカワ文庫に、古くて新しい作品が復活し続けてほしいものだ。

韓国でのコロナ感染増加について   (50 菅井康二)

ロイターの記事(https://bityl.co/9ehD)を読み、それに対して”Our World in Data”というサイト(Johns Hopkins大学が収集しているCOVID-19関連のData)のツールを使って比較してみました。欧州の状況についての先般の田村先輩のご投稿と合わせてご参考までにお届けします。

◇ Our World in Data
https://bityl.co/9eoO

ワクチン接種率が我が国よりもやや高い韓国では検査陽性者が急増し死亡者も増加傾向のようだ。現在の我が国の新規検査陽性者数の激減を一部の感染症専門家たちは「国民の危機感の共有による行動変容」などと唱えているが、8月〜9月の外出時の街の様子から感じた皮膚感覚では個人的にこの説明には全く納得できない(行動変容など起きていなかった)。

この違いは一体どこから?生活習慣の違いか?我が国で継続されている(鬱陶しい)マスク着用習慣の効果か?

◇ 韓国、コロナ新規感染者が過去最多の3292人
我が国での「第5波」はほぼ収束しつつあり「第6波」に向けてのワクチンのブースター接種や特効治療薬開発/承認の報道はあるのだが、医療逼迫を回避するために人口辺り世界一潤沢と言われている病床の運用のリストラクチャリングや人・モノを含めた治療資源の集約化(COVID-19治療専用の所謂野戦病院の建設とか)などはこのところさっぱり話題にはのぼってこない。都知事も退院後は雲隠れ状態で「第6波」対策は大丈夫なのだろうか?

センチメンタルジャーニー:安曇野あたり  (大学クラスメート 飯田武昭)

15日(月)から2泊3日で墓参を兼ねて信州の安曇野へ行ってきました。終戦の年の昭和20年当時住んでいた渋谷の家が大空襲頃から焼失の危険が迫り、父親の故郷の安曇野に縁故疎開したまま小学校6年間を安曇野で暮らしました。

当時は毎日のように蝶々や蜂を追っかけて遊んだ近くの清流梓川も、その後の日本の高度成長期からはセメント工場の砂利採掘場所に変わり、今でも大型重機が川底を掘っているのを車窓から眺めるのは辛いです。

最寄りの想い出の「梓橋」駅は数年ごとに変化して、今回は遂にほぼ無人駅に建て替えられてしまったのも、戦後すぐにはチッキで大きな荷物を東京との間で持ち込んだり受け取ったりした記憶があるので情けない気がしました。松本駅では時々は7番線に乗りますが、今回は多く乗る6番線から乗車しました。1泊目の松本のホテルから市内をうろうろして入った炉端焼き屋さんが食材豊富で安くて美味しく当たりでした。因みに長野県は私が出かける少し前から新規感染者0人が昨日迄6日間続いていて、電車もつり革からドア横の手すりまで、松本駅で車掌さんが消毒して回ってから乗客を乗せたりと他にも良い人が多かったです。

天候に恵まれ常念岳、燕岳は逆光でしたがいつものようになだらかな雄姿を見せていました。松本市内では松本城天守閣に久しぶりに登り、中町通りでお店を冷やかしに入ったりその夜は浅間温泉に泊まりました。

今年のインフルエンザ予防接種について   (普通部OB 篠原幸人)

読者の一人、O君からインフルエンザのワクチン接種は今年はどうしたら良いかとの質問がありました。確かに気になる問題ですね。

昨年冬のコロナ騒ぎの最中は、インフルエンザ(以下インフと略します)は本当に影を潜めていました。私は呼吸器病の専門家ではありませんが、それでも毎年流行期には他の病気で通院中の患者さんでも、週に1-2人はインフに罹って来院されていました。こちらもそのトバッチリで、2月ごろにはインフの予防接種をしていても、軽いインフには罹っていました。毎年です。

これはインフの予防接種が効かなかったからとは言いきれません。インフのウイルスにはコロナ以上に沢山のバリエーションがあり、その年によって流行のタイプが大きく異なります。専門家がこんなタイプが来年は流行るのではないかと予想して、次年度のワクチンを作るのですが、当たる時も当たらない時もあります。占いみたいなものです。平均して、インフのワクチンは小児では60%、高齢者では30-55%に有効との報告あります。あまり有効性は高くはないですね。しかし、接種は高齢者のインフによる死亡率は明らかに下げることが知られています。決して無駄ではないわけです。従って、皆さんは今年もインフのワクチン接種もされたほうが良いと私は思います。毎年、副反応が出ていた人は別ですが。

毎年、インフのワクチン接種をされていて、今まで高熱などの副反応が出たこともなく、コロナワクチン接種後も微熱が出る程度だった方は、是非お勧めです。問題は3回目のコロナワクチンとの兼ね合いです。厚生労働省は二つのワクチン接種は2週間以上は空けてほしいという見解です。私は一緒に打っても大丈夫ではないかとすら思っていますが。

私のいる国家公務員共済組合連合会立川病院では、医師のインフ ワクチン接種が始まっていますが、一般用のインフ ワクチンは今年は品薄の様です。3回目のコロナワクチンはまだ先でしょぅから、インフ ワクチン接種の予約は早めにされていたほうが良いと思います。但しインフ ワクチンの効果はあったとしても、数か月しか続きません。従って、インフ ワクチンの接種は12月ごろ、3回目のコロナワクチンを若し打つようなら来年初めあたりが適当でないでしょうか。

これらの2種のワクチンがお互いに悪さをするかどうかはまだ不明ですし、3回目のコロナワクチン接種にはまだ日本政府は正式には踏み切っていません。毎年、インフ ワクチン接種をされていた方は、今年も早めにかかりつけ医または近所の診療所に今から申し込みをされたほうが良いと思います。

富士山と北杜の秋   (グリンビラ総合開発HPより転載)

現在の外気温3度、今日も快晴です。風が無かったので大霜になり、畑等地面が真っ白でした。夜間はマイナスになる冷え込みなので、凍結防止ヒーターの電源ブレーカーがOFFになっていないか確認しましょう。

さて先週山中湖方面に用事が有り出かけてきました。いつも北杜市から眺めている富士山でしたが、間近に勇壮な大きな!富士山を眺める事ができました!!

八ヶ岳も富士山に負けず劣らず綺麗です!

錦繡あちこち

(船津)土日曜日亀戸天神菊祭り・七五三満開 何となく撮りました。菊の香りをゆく秋と共に感じて戴ければ——

米国は日本の占領政策に「菊と刀」を深読みしすぎ、徹底的な、米国型民主主義を押しつけ、やや不自然な全文の「憲法」が作られた。柔軟性のある日本人魂を知らなかったんですよね。菊の香りを愛で、子供の成長を願い神様にお参りに行くこの「心」
そして日曜日の日比谷公園、平和なバラ園。なんでも受け入れて愛でる日本人。
いいなあ。
(安田)徒然なるままに撮った写真をお送りします。
(小泉)昨久しぶりの月いち高尾お世話様でした。日頃の不摂生がたたり、急登個所では大分パーティに後れを取り、登り終った時はホッとしたものでした。

11月 月いち高尾報告    (39 堀川義夫)

コロナの自粛解除となったとは言え、まだまだ予断を許しませんが、2021年6月23日以来の月いち高尾を開催しました。

参加者は22名で気持ちの良い秋晴れのなか紅葉の最盛期には少し早かったですが、皆さん、久しぶりのトレッキングを各自の体力に合わせて楽しむことが出来ました。水曜日にも係わらず結構な人出で、特に頂上付近は小学生、中学生の遠足でごった返していました。我々は、3コースに分かれて細田小屋に集結、久しぶりに値上げをして400円になったなめこ汁を味わいました。下山は体調に合わせて再編成し、稲荷山コース、ゆうびん道から日影沢林道、ケーブル利用コースに分かれて下山し、参加者の内、15名がてんぐ飯店で打ち上げを楽しみました。

参加者(敬称略)

  • 大垂水峠⇒城山⇒細田小屋コース 岡沢(L) 矢部、多田、西澤昌、武鑓、保屋野、下村、安田、斎藤邦、羽田野   10名
  • 大垂水峠⇒城山⇒細田小屋コース 伊川(L) 小泉、菅谷、蔦谷、相川   5名
  • ケーブル利用⇒細田小屋コース   堀川(L) 吉牟田、高橋良、中司、平松、町井、猪俣恭    7名    合計22名

(51 羽田野) 昨日の「月いち高尾」に初めて参加させていただきました。

好天に恵まれる中、紅葉と素晴らしい富士山を眺め、気持ちのいい風に吹かれ、久しぶりに山行のすばらしさを堪能いたしました。本当にありがとうございました。諸先輩方の健脚に本当に驚きました。皆様、塾生時代、そしてその後も鍛錬してこられたのだな、と思いました。私も皆様を目標に頑張ります。 私は京王線沿線に住んでおりますので、高尾山は地の利もよく、馴染みがあり(ただし麓までですが)、高尾山の素晴らしい会に参加させていただきとても嬉しかったです。今後ともどぞよろしくお願い申し上げます。

(34 小泉) 昨久しぶりの月いち高尾お世話様でした。日頃の不摂生がたたり、急登個所では大分パーティに後れを取り、登り終った時はホッとしたものでした。 帰りのケーブルカーの切符有難うございました。皆リフト(切符はケーブルと共用)に乗ると言うので、景色を眺めながら降りることが出来ました
帰りの一杯楽しかったことでしょう。体調を考え失礼しました。写真添付しておきます。

 

(51 斎藤)今日の「月いち高尾」では大変お世話になりました。私が撮影した写真をお送りします。今後ともよろしくお願いします。

ヨーロッパ圏でのコロナ感染状況   (普通部OB  田村耕一郎)

(友人から届いた欧州での感染状況についての情報です。長文なので概要にとどめます)
欧州で再び  新型コロナウイルスの感染者数が急増している。
世界保健機関(WHO)は、ロシアや中央アジアなど 旧ソ連諸国を含む欧州管内53カ国で10月最終週の新規感染者数、死者数がともに世界の約5割を占め、再び感染の震源地」になったと警戒を強める。 ワクチン接種が進んでも悪化に転じた国もあり、 ドイツは希望者全員に3回目の「ブースター接種」をする方針を決めた。 WHO欧州地域事務局によると、10月最終週は管内の新規感染者数が約180万人、死者数が約2万4千人だった。クルーゲ事務局長は「我々は再び(感染の)震源地にいる」と述べ、来年2月までにさらに50万人が死亡する可能性があると警告した。WHOが懸念するのが接種率の伸び悩み。管内で接種が完了した人は47%で、バルト諸国や中東欧で接種率が低いという。10月に感染が急速に拡大したロシア
も1回でも接種した人は5日現在で人口の39・4%にとどまっている。
100万人あたりの1日の新規感染者数は エストニアやスロベニアでは1千人を上回る。日本の人口に換算すれば12万人を超える事態だ。約700人のオーストリアでは、ウィーン市が来週末から ワクチン未接種の人に飲食店への入店などを禁止すると決めた。
ただ、接種完了が約67%の  ドイツも感染拡大のペースが加速している。5日発表の1日の新規感染者数は3万7120人と2日連続で過去最多となった。首相府のザイベルト報道官は同日の定例会見で、 ワクチン未接種の人のリスクは非常に高く、接種者のリスクも上がっている」と危機感を示した。

寒くなり、換気の悪い室内での時間が増えたことも一因とみられるが、政府は接種率がまだ不十分だとして、未接種者に早急に接種するよう呼びかけている。
2回接種後に「ブレークスルー感染」しても重症化を抑えられる可能性は高い。集中治療の患者は1月のピークの約4割まで増えたが、その90%以上がワクチン未接種だという。3回目の追加接種についても、8月末に始めた60歳以上の高齢者らに加え、2回目から6カ月過ぎれば誰でもできるようにする。

また、WHOは 感染防止策を緩めた国も少なくないとして、マスク着用や屋内空間での換気といった対策の徹底も呼びかけている
感染症対策に詳しい関西福祉大学の勝田吉彰教授(渡航医学)は感染再拡大はいずれ日本にも必ず来る。マスクの着用や手洗い、ソーシャルディスタンスなど地道な 感染防止対策を続けるしかない」と指摘する。 日本でも寒くなれば、欧州と同じ傾向になる可能性があるという。「気温が下がれば湿度も下がり、気管の粘膜が荒れてウイルスなどが入りやすくなる」。勝田さんによると、WHOの発表では、日本を含むアジア東部でも先週から感染が増え始めたという。