エーガ愛好会 (189) 1月にこれだけ見ました  (HPOB 小田篤子)

①《ロイヤル·ナイト  英国王女の秘密の外出》(英·2015年)

「ローマの休日」のイギリス一部分実話版。英国王女のエリザベス(19歳)と妹のマーガレットは父王ジョージ6世に懇願し、ロンドンの街への外出を許される。街は第二次世界大戦の戦勝記念日のお祭り騒ぎで、二人は巻き込まれ、エリザベスは知り合った空軍兵の助けをかり、見失った妹マーガレットを捜しまわる。日本でも、もう少し皇室の自由があっても良いのではないでしょうか?

《ロミオ & ジュリエット》(’96)
監督が《ELVIS》のバズ·ラーマンですので、カラフルでアクションも派手な映画。ろうそくの明かりが沢山瞬く教会のシーンは綺麗でした。
他の登場人物がこわ面だった中、ディカプリオとジュリエット役のクレア·デインズが可愛いく、初々しかった。
③《西の魔女が死んだ》(2008)
《アパートの鍵貸します》のシャーリー·マクレーンを母に、ウォーレン·ベイティを叔父に持つ、サチ·パーカーが英国人祖母役。不登校になった中学生の孫を預かり、自然の中の一軒家で二人で一ヶ月間過ごします。
綺麗なロケ地はGiさんのお宅のある山梨県北杜市、清里の辺りのようです。
「…です、…します」調で穏やかに話す主人公のイギリス人のおばあさんに対し、チコちゃん役で有名な、キム兄「木村祐一」の強面でガサツな近所のお兄ちゃんが対照的でした。
④《南部の反逆者》(’57)
主人公のクラーク·ゲーブルはお屋敷を持ち、プランテーションで奴隷を働かせている、ヒロインのイボンヌ·デ·カーロは黒人とのハーフ役で、恋人はリンカーンの演説のスタッフになり、その後は南北戦争で北軍に……等は「風と共に去りぬ」と20年前に旅したケンタッキーを思い出させました。
ケンタッキーにはリンカーンの生家や南北戦争の激戦地であった為、南北戦争博物館があります。又州歌となっている「ケンタッキーの我が家」を作ったフォスターの従兄のお屋敷が残され、公開されていて、フォスタにまつわる野外ミュージカルも毎夏開かれています。このお屋敷の案内も、ミュージカルの中の女性達も、この映画のような帽子とドレスをまとっています。
《尼僧物語》(’59)
オードリーがとても清楚で、綺麗です。このコンゴでの活動の役が、後のユニセフ親善大使に繋がったのでしょうか。
(編集子)凄いバイタリティというか、会社時代のミッキーの  落ち着いた長 女、という印象からは想像できないというか。ケンタッキーの話のついでにお隣のテネシー州。州歌がテネシーワルツ、っていうことは知っていたけど、グーグルで確認したらなんと 第四の州歌 だそうだ。ケンタッキーワルツ というカントリの名歌もあったけど、こっちはなってない。エーガとは関係ない話でごめん。